ベビーカーをトランクに長期保管するのはヤメテ! 故障の危険性! 縫製品・樹脂・フレームなどが変形してしまうかも?

ベビーカー

どこに置こうかしら?

保管にスペースが要るのがベビーカー。毎度押し入れに収納するのも面倒だし、玄関に置くと邪魔だし、外に置いておけば盗難の危険があるし…。頭を悩ませてたどり着く解答が…。

車のトランク!

なんですが、これ、全くオススメできません。特に長期保管の場合は。


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故障の可能性、大!

色々と理由はありますが、1つ ずつ見て行きましょう。要は、ベビーカーが故障してしまうことが考えられるということです。


1.縫製品の変形

まずは、縫製品の変形です。ベビーカーが横向きになって、タイヤ以外の多くの部分が地面に触れる形になりますので、重みなどでシートや幌などが変形してしまう可能性があります。

特にひどく変形してしまう危険性があるのが、幌。

日除けやフード、人によって傘などと呼んだりもする赤ちゃんへの日差しを防ぐための部分ですが、中には骨組みが入っていることも多いんです。

この骨組みがとても変形しやすく、1度 形が変わってしまうと元に戻すのは困難です。

大変不格好になりますし、直そうと思えばメーカーでの修理が必要になることもあります。そうなれば、期間も費用もかかりますし、二重三重にも苦労させられる目に遭うかもしれません。


2.樹脂の変形劣化

次に、樹脂の変形や劣化です。高温になる夏場の車内においては、樹脂、プラスチックの変形や劣化が促されてしまう可能性があります。

変形や劣化は徐々に進みますから、気づきにくいというのが罠です。

何の問題も無いように見えて、普通に使っていたところ、いつの間にやらベビーカーが弱ってしまい、ある時突然故障する。そんな時限式トラブルの原因になります。

たとえばタイヤ。普通に使っていても摩耗によって消耗しますが、高温による劣化が生じていれば、樹脂に亀裂が生じて割れてしまうことも十分にありえます。出先で、使っている最中に。

幌の変形は我慢できても、タイヤの変形は辛抱して使えません。必ず修理が必要になりますし、余計な出費が確実に発生してしまいます。


3.フレームの変形

最後に、フレームの変形です。

金属が変形? はい、そうです。普通に変形しますので注意しましょう。

そもそも狭いトランクです。無理に押し込んだり、他の荷物と触れたり、いくらでも曲がる余地はあります。

ちょっとくらい曲がっても大丈夫でしょう? 果たしてそうでしょうか。たとえば動物の脚にあたるフレームが変形してしまったら? その脚だけタイヤが地面に接地しなくなるかもしれません。

あるいは開閉操作。ベビーカーを開いたり閉じたりする際に、変形箇所が引っかかってスムーズに動作しなくなることもあります。

もちろん修理が要ります。幌や樹脂と同じ費用では済まない可能性が高いでしょう。下手をすると、新しい商品が1つ 買えるくらいの請求を受けることにもなりかねません。


一時保管の手段に!

というように、トランクにベビーカーを保管してしまうと、色々な部位が変形して、修理のために費用や期間がかかってしまう危険性があります。したがって、オススメできないというわけです。

あくまでも出先で使用する際の一時的な置き場所にしておきましょう。

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