デジタルまいごひもは子どもに自分が迷子になりそうなことを知らせてくれるというメリットがある

子どもが迷子になったら?

話題になっているデジタルまいごひもについて、どこに利点があるのかということを、独自の視点から述べたいと思います。ポイントは、親よりもむしろ子どもの気づきを迷子防止に利用できるという点です。

一点だけに絞って、集中的に論じます。


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迷子になりつつあること

ひもがいらない「デジタルまいごひも」(KING JIM)

なぜ、子どもは迷子になってしまうのでしょうか? 思うに、いままさに迷子になりつつあることを、親ではなくてむしろ子どもが気づかないことに、1つ の理由があると思います。

気づかない、というより気づけないという言い方が正確でしょうか? 何かに集中してしまって、親と離れつつある、離れてしまったということに気づけないわけです。

もしそれに気がつくことができていれば、迷子になんてなりませんよね? 迷子になりそうならば、その段階でそうならないように親の元に戻って行くはずですから。


それを子どもに気づかせてくれる

デジタルまいごひもは、正にこの気づきを子どもに与えてくれます。迷子になりそうだから、気をつけなさいよ、お父さんお母さんのところに帰りなさいよ、とアラームで子どもに知らせてくれるのです。

無論、アラームがそのような意味を持つことを親が子どもに教えてあるのが前提条件ですが。これがないことには、あれ、何か音が鳴っているぞ? というくらいにしか子どもが思ってくれない可能性もありますからね。

しかし、この点をクリアしておけば、迷子になることを、親の側からではなくて子どもの側からも防止することができるという、優れた機能を発揮してくれるのが、デジタルまいごひもなのです。


子どもが親を助けてくれる

もちろん、親が子どもから目を離さないように心がけて、子どもが親から離れてしまわないようにすることが最も重要で基本的な迷子防止策であることは言うまでもありません。

しかし、親も万能ではなくて、いわゆるふと目を離す瞬間、というものを完全になくすことは不可能です。四六時中、片時も休まず子どもばかりを見ているというのも、明らかに不自然でしょう。

そんな親の不完全さを、子どもの側からも補助してくれる、そういう道具としても使えるデジタルまいごひもは、親にとっても子どもにとっても、とても便利なものだと思います。

子どもに子育てを手伝わせるなんてと思われることを承知で書きました。


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